基本情報
米タイトル
Belly of the Beast
日タイトル
米コピー
A Father's Rage Knows No Limit.
日コピー
このオヤジ最強。
米公開日
2003/12/30
日公開日
2004/10/2
監督
あらすじ
タイで誘拐された娘を元CIA局員の父が助けに行く。
主人公
- 名前:ジェイク・ホッパー
- 職業:私立探偵(前職:CIA局員)
- 元CIA局員で、現在は私立探偵をしている。妻を亡くしていて、娘が一人。娘の発言「私のパパは世界一よ」と、自身の発言「あり得ないとは思うが、もし私が戻らなかったら、このカネで暮らせ」から、自他共に認める最強であることが窺える。
感想
単身、外国で銃と拳を振り回し、捕まった警察でも暴れまくるという、ムチャクチャっぷりは、ファンタジーの世界観です。今作の監督のチン・シウトンは「LOVERS」「HERO」のアクション監督ということで、ワイヤーアクションを多用したアクションはいつもと違って、派手で面白いです。ワイヤーは、主に敵の吹っ飛び用で、セガールも負けじと動きまくっているかと思いきや、飛び廻し蹴りなんかは、体が細身になっているのをハッキリ確認できるので、別人ですね。顔をバッサリ、フレームアウトしている場面も、顔を映さない必然性が全くなく、別人っぽいです。シリーズにしては珍しく、相棒も強くて、アクションの満足度は高いです。あとは、終盤、敵がセガールに呪いをかけ、追い詰めるも、タイの坊さんたちがお経でこれを阻止するんですけど、それだけでタイトルを「聖戦」にしちゃった配給会社のセンスが強烈でした。リーアム・ニーソン主演でヒットした「96時間」もオヤジが海外で捕らわれた娘を助けるという内容で、酷似しているので、「沈黙の聖戦」も見直されてほしいところです。