沈黙の研究

スティーブン・セガールの沈黙シリーズのことだけ書きます

沈黙の戦艦

基本情報

米タイトル

Under Siege

日タイトル

沈黙の戦艦

米コピー

It's not a job...It's an Adventure!

日コピー

ハイテク戦艦「ミズーリ」が危ない!

米公開日

1992/10/2

日公開日

1993/5/15

監督

アンドリュー・デイヴィス

あらすじ

料理人が戦艦ミズーリを占拠したテロリストを殲滅する。

主人公

  • 名前:ケイシー・ライバック
  • 職業:料理人(前職:海軍特殊部隊)
  • ネイビーシールズなので、めっちゃ強い。特殊部隊時代、パナマ事件に参加したが、情報を貰えなかったために、部下を多数死なせてしまい、上官を殴ったために処分を受け、コックになったというエピソードからは、部下思いの真面目な人柄が窺えるが、本編では人間ドラマは全く描かれません。

感想

銃火器を使ったアクションが多く、サスペンス色が強いところからも、セガール拳は意外に少ないんですが、格闘シーンとなると、敵は瞬殺。最後、トミー・リー・ジョーンズとのナイフバトルは「ドラゴンへの道」のブルース・リー vs チャック・ノリスに並ぶ名バトルと記憶していたのだけど、見返してみると、超あっけない。黒幕さえも秒殺する容赦の無さと、目を潰した上に、ナイフを頭から突き刺し、電子機器にぶちこんで圧勝と、もうすでに1作目から無敵アクションは始まっていたのでした。 セガール映画としては名作なんだけれど、アクション映画全般としてみると普通。ピンチのドキドキ感がないし、ドラマ性も薄く、同年代を代表するアクション映画「ダイ・ハード」や「スピード」には及んでいないです。まあ、普通の映画と同じ土俵で比較できるのも、3作目までなんですけども。
あと、この映画は、脇役が気に入っていますね。トミー・リー・ジョーンズは壊れ具合と悲壮感の入り混じったナイスキャラで、ゲイリー・ビジーは、出演しているだけで悪役という分かりやすさ。アクション映画でおっぱいが見れるのも、沈黙シリーズならではといったところでしょうか。ミス・ジュライの登場はセガールのアイデアらしく、後のシリーズで散見される女好きなところも最初からブレていなかったわけです。

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