沈黙の研究

スティーブン・セガールの沈黙シリーズのことだけ書きます

沈黙の鉄拳

 

基本情報

米タイトル

  A Dangerous Man  

日タイトル

  沈黙の鉄拳  

米コピー

  Dandy! Dynamite!! Dangerous!!!  

日コピー

  オヤジだって、3D!?  

米公開日

  2010/2/9  

日公開日

  2010/4/10  

監督

  キオニ・ワックスマン  

あらすじ

  元特殊部隊の男がチャイニーズマフィアを壊滅させる。  

主人公

  • 名前:シェーン・ダニエルズ
  • 職業:無職(元陸軍特殊部隊)
  • 暴漢に襲われる妻を助けるも、その犯人が他の何者かにより殺害され、冤罪で6年間、刑務所に。冤罪は晴れるのですが、その間に妻からは離婚を告げられ、自暴自棄になってしまいます。あのセガールが自暴自棄になったら、どんなに恐ろしいだろうかと期待しましたら、特別な演技も展開もないのでした。その非情すぎる奥さんを想う回想シーンが、全て裸で「想い出それだけ?」と愕然としました。やはり、セガールは自分の映画におっぱいを出すのが好きです。  

    感想

      セガールが偶然助けた中国人の娘の叔父をチャイニーズマフィアから助け出すのですが、そこに偶然出合ったロシアンマフィア、悪徳警官が絡んできて、だんだん面倒な展開になります。セガールいわく「ギャングにも誇りはあり、正義のあるべきところにも腐敗はある。それは人生のように曖昧なもので、リアリティがある」と脚本をお気に入りのようなんですが、セガール映画にそんなことは、まあどうでもよいわけです。だけれども、割と破綻の少ない物語とほどほどのセガール拳があり、シリーズの中ではまあ見れるほうです。コピーの3D(Dandy! Dynamite!! Dangerous!!!)は「アバター」ブームに乗っかってきましたが、いつか、セガール拳を3Dで楽しめる日が来るのでしょうか。
    アクションのほうは、パンチ、投げなどいつもより細かい部分に早回しを入れた高速セガール拳を見ることが出来ます。R-15なので、敵はボコボコ、血まみれなのですが、暗いシーンとカメラのアップが多く、やや見づらいのが残念なところ。メイキングでのセガール拳の動きを見ると、まだ動けているので、ちゃんと見せて欲しいです。「沈黙の聖戦」で競演したバイロン・マンが敵として登場し、見所になるかと思いきや、一矢も報いることができずにタコ殴りにされた挙句、爆死。そもそも、この映画のセガールは一切の攻撃を受けておらず、還暦間際にして、またも完封勝利なのでした。  

    リンク

  • A Dangerous Man(2009) - IMDb  

    動画

  • 沈黙の鉄拳 予告編

  • A Dangerous Man Trailer  

    アイテム

  • 沈黙の鉄拳[DVD]