沈黙の研究

スティーブン・セガールの沈黙シリーズのことだけ書きます

沈黙の処刑軍団

基本情報

米タイトル

Force of Execution

日タイトル

沈黙の処刑軍団

米コピー

Don't Break The Code.

日コピー

このオヤジたち、マジギレ!

米公開日

2013/12/17

日公開日

2014/6/21

監督

キオニ・ワックスマン

あらすじ

ギャング同士の抗争が起きる

主人公

  • 名前:アレクサンダー
  • 職業:ギャングのボス
  • セガールはギャングの親分なんですが、あまり出てきません。娘がひとりいて、オネーチャンをはべらしていて、銃をたくさん持っていましたが、ストーリーがめちゃくちゃなので、どういう人物なのかまるでよく分かりませんでした。明夫さん、どうやって役作りしているの?

感想

前作「沈黙の監獄」に続いてブレン・フォスターが出ていて、実質、彼が主人公です。前作では脇役でしたが、一人だけキレッキレのアクションを見せてくれていましたので、セガールに気に入られての出世といったところでしょうか。セガールも負けじと若干、セガール拳を見せてくれますが、バレバレのスタントアクションと比較すると、ブレン・フォスターのアクションの素晴らしさが際立ちます。彼がセガールの部下という役で、刑務所にいる男を殺すよう命じられるところから話が始まるのですが、刑務所にはスキンヘッドの黒人がたくさんいて、誰を狙っているのかよくわからない中、囚人のひとりであるヴィング・レイムスにそそのかされて無関係の男を殺してしまいます。なんでヴィング・レイムスが騙すのか、ブレン・フォスターが騙されるのか意味が分からなかったんですけど、この後もさらに意味が分からないので、悩んでも無駄です。依頼失敗の責任を問われ、ボスのセガールからシメられ、半殺しの目に合うブレン・フォスターでしたが、だからといって、追放という訳でもなく、普通にセガールの近くにいて、絡みます。これが、なぜなのか分からないのですが、結局はそういうものだと受け入れるしかありません。拳を潰され、使えなくなってしまっているのですが、ダニー・トレホが現れ、サソリの毒を注入し、骨を砕くという謎の治療で彼を復活させ、またセガールのために働くことになります。刑務所から出所したヴィング・レイムスもギャングのボスで、セガールと抗争になっているので、力を貸して欲しいとのことなのですが、人物同士の関係性がまるで描かれないので、登場人物の行動の意味が本当に分かりません。アクションのできるブレン・フォスターと有名俳優が3人もいて、90分もの時間を使って、この内容は本当にひどい。みんなでチームを組んだら、処刑軍団って感じだったでしょうけど、そうではない邦題も適当すぎる。ちなみに、サソリ治療のあと、ダニー・トレホはすぐに殺されてしまいます。サソリのくだりだけ妙な印象を残します。

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