沈黙の研究

スティーブン・セガールの沈黙シリーズのことだけ書きます

沈黙の包囲網

基本情報

米タイトル

The Asian Connection

日タイトル

沈黙の包囲網 アジアン・コネクション

米コピー

The beast is in the East.

日コピー

このオヤジ、マジ激怒!
仁義を欠くヤツは許さん!最強の首領(ドン)が地獄の果てまで追ってくる!

米公開日

2016/5/13

日公開日

2016/10/1

監督

ダニエル・ジリーリ

あらすじ

マフィアのお金を盗んだ強盗がマフィアに殺される

主人公

  • 名前:シランキリ
  • 職業:東南アジアを牛耳るマフィアのボス
  • マフィアのボスですが、映画の主人公ではありません。この映画セガールはお金を盗まれて、部下にお金を取り戻すよう指示をして、自分は何もしません。出演時間も短めです。たまに出てくると、強盗が捕まらないことにイライラして、部下かモノに当たり散らしているか、オネーチャンといちゃついているだけです。

感想

この映画の原案は俳優のトム・サイズモアさんで、STORY BY〜でクレジットされています。セガールと仲が良かったのか、それとも、出来がよくないからセガールに流したのか、どっちかよくわかりませんが、沈黙シリーズに相応しい堂々たるつまらなさです。沈黙シリーズにもいくつか出てたっけ?と思ったのですが、「沈黙のテロリスト」だけでした。(これもひどい映画だった)物語はセガールと別にジャックとサムという強盗がいて、ジャックが主人公です。ジャックが強盗をしたら、それが運悪くセガールのお金で、セガールが部下にお金を回収するよう命令します。その部下がセガールを裏切り、強盗を脅し、強盗を続けさせ、お金をちょろまかしていくというのが大筋です。セガールのお金を盗む奴も、セガールを騙す奴も馬鹿ですね。最後は二人とも死にます。そんなで、セガールは物語から妙に遠い位置におり、ジャックの面白くもない強盗を延々と見させられることになります。終盤、いよいよセガール自身が強盗を追い詰めることになりますが、セガールの乗るトラックとジャックとのカーチェイスが、全く迫力がなく、相当ひどいものになっていて、かなり笑えるのは見どころです。ポスター左にマイケル・ジェイ・ホワイトがサブキャラ的に配置されていますが、ほとんど出てきません。ジャックに武器を売るだけで、アクションはありません。右のオネーチャンはジャックの彼女で、こちらもサブキャラです。下の方にいるめっちゃ小さいバイカーがジャックとサム。ほんとに、何がしたいんだ?と戸惑わずにはいられない作品です。

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